秋吉台ホルンスタジオ講師によるガラ・コンサート

日本が誇る名手たちと、世界が注目する若手奏者が魅せる至高のアンサンブルによる重厚かつ繊細なホルンの響き。
ここでしか聴けない特別な音楽体験を。

秋吉台ホルンスタジオについては >>こちら

日時

2023年8月27日(日)
開場13:30 開演14:00

会場

秋吉台国際芸術村コンサートホール
美祢市秋芳町秋吉50

出演

福川伸陽 / ホルン
丸山勉 / ホルン
五十畑勉 / ホルン
竹村淳司 / ホルン
沢野智子 / ピアノ
ユン・ゼン(特別ゲスト)/ ホルン

プログラム

M.グリンカ(信末碩才 編) 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
A.ライヒャ 三重奏曲より
R.ビシル タイム・アンド・スペース
L.F.ドープラ トリオ
W.A.モーツァルト(木村淳 編) ホルン五重奏曲
E.ボザ 4本のホルンのための組曲
P.クレメンツ マーラー交響曲第1番による交響的断片

チケット

一般 3,000円 / 学生 1,500円
秋吉台フレンズネット会員は2割引(取扱:秋吉台国際芸術村のみ)
全自由席 / 未就学児入場不可

プレイガイド
秋吉台国際芸術村 >>webサイト
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 Pコード ​245915
◆ 電話 arte75: 070-8398-4809
◆ オンラインフォームから予約
下記オンラインフォームに必要事項をご入力の上送信してください。料金は当日受付にて現金でお支払いください。
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出演

福川 伸陽 Nobuaki FUKUKAWA / ホルン
世界的に活躍している音楽家の一人。NHK 交響楽団首席奏者としてオーケストラ界にも貢献した。ソリストとして、 NHK 交響楽団、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、横浜シンフォニエッタ他と共演。
ロンドンのウィグモアホールをはじめ、ロサンゼルスやブラジル、アジア各国でリサイタルをするなど、世界各地から数多く招かれており「la Biennale di Venezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などをはじめとする音楽祭にもソリスト・室内楽奏者として出演を重ねる。 東京音楽大学准教授、大阪音楽大学客員教授、国際ホルン協会評議員。

丸山 勉 Tsutomu MARUYAMA / ホルン
ホルン奏者。13歳よりホルンをはじめ、和方寛茂、伊藤泰世の各氏に師事。武蔵野音楽大学を卒業。在学中、日本フィルハーモニー交響楽団に入団。
1991年、第8回日本管打楽器コンクール・ホルン部門第1位。
1993年、ジュネーブに留学、B.シュナイダー氏に師事。
1990年より2000年まで、読売日本交響楽団首席ホルン奏者を務めた。
世界ホルンフェスティバル等でゲストアーティストとして招かれる他、ソロ、室内楽、オーケストラ等で多くのCDをリリース。現在、ソロ、室内楽奏者として、また、日本フィルハーモニー交響楽団客演首席奏者、紀尾井ホール室内管弦楽団、つの笛集団、カスタム・ウインズ木管五重奏団などのメンバーとしても活動。
ソロCD『ルネッサンス』『レゾナンス』『遙かなるエレジー』の他、カスタムウインズCD『アゴラ』、また、つの笛集団でも多数をリリース。楽譜では『スタジオジブリ作品集』、『アンサンブルdeディズニー』、『デュオでも!トリオでも!楽しくアンサンブル』、『ホルン ポピュラー&クラシック名曲集』、『丸山勉のディズニー作品集』(以上ヤマハミュージックメディア)『上手になりたい!管楽器」VOL.3「ホルン編」』(ビクターE)などの出演・監修も多く手がける。著書では『パワーアップ吹奏楽〜ホルン〜』がある。
武蔵野音楽大学で准教授としても教鞭をとる。日本ホルン協会常任理事。

五十畑 勉 Tsutomu ISOHATA / ホルン
東京音楽大学卒業。同大学研究科修了。アムステルダム音楽院卒業。卒業時にオランダ国家演奏家資格取得。ホルンを松﨑裕、Jacob Slagter、Julia Studebakerの各氏に、ナチュラルホルンをTeunis van der Zwart氏に師事。1991年PMFに参加。オランダ留学時にコンセルトヘボウ管の客演奏者としてコンセルトヘボウでの定期演奏会の他、プロムス、ルツェルン等の音楽祭、アメリカ、日本ツアーにも出演。2006年よりマエストロ チョン・ミョンフン指揮のアジア・フィルに参加。2012年アジア=パシフィックユナイテッドオーケストラの欧州ツアーに参加。東京シティ・フィル、東京フィルを経て、現在、東京都交響楽団ホルン奏者。ホルンアンサンブル「つの笛集団」、The Horn Quartet各メンバー。洗足学園音楽大学非常勤講師。

竹村 淳司 Junji TAKEMURA / ホルン
13歳よりホルンを始める。1993年国立音楽大学卒業。1994年第11回日本管打楽器コンクール第1位入賞。入賞以降は日本の著名な音楽コンクールホルン部門の審査員を務めている。2006年秋にクラウディオ・アバド率いるルツェルンフェスティバルオーケストラの日本公演に参加。このほかにも東京ホルンクヮルテットやソリスト、室内楽奏者として多方面にわたって活躍している。
これまでに千葉馨、安原正幸、 大阪泰久ブルーノ・シュナイダー、アプ・コスターの各師に師事。
シエナウインドオーケストラ、東京シティフィル、東京交響楽団首席ホルン奏者などを経て、2009年から2013年まで愛知県立芸術大学の准教授。2013年から2017年まで韓国、テグ交響楽団(Daegu Symphony Orchestra)の首席ホルン奏者を務め、大邱交響楽団の演奏会にてソリストとしての出演や、室内楽や啓明大学で非常勤講師として後進の指導にも携わるなど韓国での活動も積極的に行われた。
2017年11月に帰国し、群馬交響楽団へ首席ホルン奏者として入団し、再び日本の楽壇での活動を再開する。

沢野 智子 Tomoko SAWANO / ピアノ
ドイツ・ベルリン在住。東京生まれ。3歳よりピアノを始める。
東京音楽大学付属音楽教室、付属音楽高校、同大学にて三浦捷子氏、清水和音氏に師事し、1992年、ピティナピアノコンクール特級にて3位入賞を果たす。1993年に渡独し、ベルリン芸術大学(旧西ベルリン)にて、ライナー・ベッカー氏に師事。在学中の1995年、スペイン、バルセロナで開催されたマリア・カナルス国際ピアノコンクールにて、ディプロムを受賞する。
高校在学中からアンサンブル演奏に熱心に取り組み、実践経験を重ね、単なる「伴奏」に留まることなく、演奏上において、欠かす事の出来ないパートナーとしての役割を重要視する。まさしく共演者と一体化したように感じさせる高いアンサンブル能力と瞬時に反応できるフレキシビリティー、さらに確固たる音楽観を併せ持ち、共演者の音楽性を最大限に引き出すテクニックは常に高い信頼と評価を得ており、全世界の著名な演奏家からのリサイタル、演奏旅行、CD録音などへのオファーは、枚挙に暇がない。その他にもマルクノイキルヒェン国際音楽コンクール(ドイツ)、ミュンヘン国際コンクール(ドイツ)、フィリップ・ジョーンズ国際コンクール(フランス)、国際トロンボーンフェスティバル(デンマーク)、PMF音楽祭(札幌)、モンドニェード講習会(スペイン)、チューバマニアフェスティバル(タイ)など、世界各地のコンクールや講習会から公式ピアニストとして招待され、その中で「ベストピアニスト賞」を多数受賞している。更には、1998年より管楽器科コレペティトールとしてベルリン芸術大学、ベルリン音楽大学、フランツ・リスト音楽院(ワイマール)において主に金管楽器奏者の指導を担当。数多くの生徒が国際コンクールで1位入賞を果たすなど、その指導力も極めて高い評価を受けている。

ユン・ゼン Yun Zeng / ホルン
1999年生まれ、中国四川省成都市出身。四川交響楽団ホルン首席奏者である父・曾杰氏の指導のもと、6歳からホルンを習い始めた。2011年に(北京)中央音楽学院付属中学、2017年に同学院管弦系に首席で入学し、温泉教授に師事。2019-2020年度はスイス・ジュネーヴ高等音楽院に交換留学、ホルン奏者のブルーノ・シュナイダー (Bruno Schneider)氏に師事。2021年に学士号を取得後、推薦で中央音楽学院大学院に入学。中国国家大劇院管弦楽団首席客演ホルン奏者。2022年10月よりベルリン国立歌劇場管弦楽団の首席ホルン奏者を務める。使用楽器はブリッツ社(BRIZ)産のホルン。
これまでにソリストとしてマリインスキー劇場管弦楽団、中央音楽学院交響楽団、中国国家大劇院管弦楽団、貴陽交響楽団、青島交響楽団、深圳交響楽団、杭州交響楽団、蘇州交響楽団、四川交響楽団、四川フィルハーモニー管弦楽団等と共演。客演ホルン奏者としてワールド・オーケストラ・フォア・ピース、シンガポール交響楽団、深圳交響楽団、杭州交響楽団、寧波交響楽団等と演奏。共演した指揮者はヴァレリー・ゲルギエフ、クリストフ・エッシェンバッハ、兪峰、張国勇、呂嘉、陳琳、兪潞などがいる。2020年上海交響楽団音楽庁にてソロリサイタルを実施し、大成功を収めた。
弱冠19歳で第16回チャイコフスキー国際コンクール金管楽器部門第1位を受賞。同部門初の優勝者かつ同大会楽器部門初の中国人金賞受賞者。指揮者ヴァレリー・ゲルギエフ氏に「素晴らしいホルン奏者」、「本大会最大のサプライズ」と絶賛された。2020年上海交響楽団音楽庁でのソロリサイタル後、音楽評論家の張可駒氏に「完璧な構造上の美しさ、まろやかな美音と堅実的なメロディーラインが示された」と評価された。
受賞歴
2016年 – (フィンランド)リエクサ国際コンクール第1位
2017年 – (イタリア)チッタ・ディ・ポルチャ国際コンクール第1位
2018年 – (チェコ)プラハの春国際音楽コンクールホルン部門第2位
2019年 – (ロシア)第16回チャイコフスキー国際コンクール金管楽器部門第1位
2021年 – (ドイツ)第70回ARDミュンヘン国際音楽コンクールホルン部門第2位
他にも12の国際コンクールで入賞。
2012~2021年は中央音楽学院「成績最優秀者人材育成プロジェクト」の対象者。
「漫歩者」音楽家支援基金2014年度奨学生。

主催

秋吉台ホルンスタジオ実行委員会

共催

公益財団法人山口きらめき財団 秋吉台国際芸術村

制作

一般社団法人arte75

後援

山口県 山口県教育委員会 美祢市 美祢市教育委員会 山口県文化連盟 山口県吹奏楽連盟